アルカトラズ島は、カルフォルニア州サンフランシスコのサンフランシスコ湾に浮かぶ孤島。
島の名前の由来は、スペイン語で「ペリカンの島」と呼ばれていたものが、英語風に短縮されてアルカトラズとなった。
速い潮流と冷たい海流に囲まれているので、泳ぎ渡ることが困難だったため、1933年から1962年まで、連邦刑務所として使用されてきた。
現在では刑務所としては使われておらず、観光地となっている。
島の一部は多くの鳥が住む自然保護区になっている。しかし、元の島は不毛の地で、人間が来てから庭園などを造ったとされている。刑務所にいた囚人の中に、造園技術に長けた者がいたためや、少しでも環境を良くするためだったとされている。
1969年11月10日に、ネイティブインディアンの若者14人が上陸し、彼らの呼びかけにこたえて、一時は50部族の代表150人がこの島で生活を共にした。
1971年6月11日に退去させられたが、この運動は新しいネイティブインディアン運動の出発を促した。