アンダマン諸島/Andaman Islands
インド直轄地
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204の島からなる弧状列島。18世紀はイギリスの流刑植民地となっていたが、熱帯雨林特有の深い密林に覆われ、本格的に植民に成功したのは1857年。
第二次世界大戦中は日本に占領されていたこともあった。
南にあるニコバル諸島と共に、アンダマン・ニコバル諸島と呼ばれることもある。
先住民は数千年以上隔離された生活を送っていたとされるが、言語系統なども含めてあまり解明されていない。
すでに、純粋な先住民はわずかしかいないとされている。
人が多く住んでいるのは、大アンダマン諸島と呼ばれる北アンダマン島、中アンダマン島、南アンダマン島。
他の小島、北センチネル島や小アンダマン島などに先住民が住んでいて、中には外界との接触を絶っている種族もいる。
諸島は2004年のスマトラ島沖地震で、津波などの甚大な被害を受けた。
アンダマン諸島の主な島
北アンダマン島アンダマン諸島で一番高い山サドルピークがある。
南アンダマン島大アンダマン諸島南部では一番大きな島。島内の一部は先住民の保護区となっており、入るには許可が必要。
中アンダマン島大アンダマン諸島の中部に位置する島。伝統的生活様式が残存する先住民のジャラワ族が多く住んでいる。
小アンダマン島先住民の一種族、エンジ族が住んでいる島。観光地にもなっている。
インタービュー島灯台が設置されていたが、2004年のスマトラ島沖地震で全壊した。その後灯台は修復されている。
北センチネル島先住民の一種族、センチネル族が住む島。外界との接触を絶っており、漂流した漁師が殺された例もある。アンダマン・ニコバル諸島自治政府も干渉しないようにしている。
南センチネル島小アンダマンの北西に浮かぶ小島。
ランドフォール島アンダマン諸島の最北端にある島。
Cinque諸島ダイビングスポットとして知られている。南島と北島に分かれている。
ルトランド島南アンダマン島の南に位置する島。先住民がいたようだが、絶滅したか他島に移住したとされている。現在では観光地となっている。
ナルコンダム島北アンダマン島の東の海上にある小島。諸島からかなり離れている。
バレン島中アンダマン島の東の海上にある小島。諸島からは離れている。
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