南大西洋の無人火山島。周囲に島や陸地が無く、世界で最も隔絶された孤島とされている。
地形としては、南アメリカ、南極、アフリカの三大プレートの境にあり、大西洋中央海嶺の頂が海面上に現れてできた島とされている。
1739年にフランスの東インド会社のジャン=バティスト・シャルル・ブーヴェ・ド・ロジエが発見したとされ、1927年にノルウェー隊が上陸し、1930年にノルウェー領となった。
島の9割以上が氷河に覆われ、島の火山の河口も氷に覆われている。島の北西部にノルウェーの無人気象観測所があるのみで、居住者も研究者の在住も無い。
島の周囲に岩礁や小島が散在する。港は無く、ヘリコプターでのアクセスが最も容易な手段とされている。
使用されていないが、インターネットのトップレベルドメインが割り当てられている。
また、無線通信のエンティティ(独立した地域)として扱われており、極稀に免許をえた学術調査員などが運用するが、交信は困難。日本でも1990年のDXペディションにて、5局ほどが交信に成功している。
ペンギン類やアザラシ、海鳥が多く生息している。