ガラパゴス諸島/Galapagos Islands
エクアドル
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南アメリカのエクアドル沖に浮かぶ、赤道直下の島々。寒流であるペルー海流が流れてきているため、気候は温和で少雨。
5つの主要な島と30の島々、および無数の岩礁からなる諸島。正式にはコロン諸島という。世界遺産に登録されている。
自然遺産として登録されており、ダーウィンが進化論のアイデアを得た島で、ゾウガメやイグアナなど動植物形態が特異なことでも有名。スペイン語で陸ガメのことをガラパゴという。
現在住民が住んでいるのは、イザベラ島、サンタ・クルス島、フロアレナ島、サン・クリストバル島の4島。
火山島で、いまだに活発に活動している火山もある。
ガラパゴス諸島にはたくさんの動植物がいるが、なぜか両生類と淡水魚だけ生息していない。
ガラパゴス諸島の主な島
イザベラ島アルベマール島とも呼ばれる。諸島の中で一番大きな島。5つの大火山と無数の小火口からなる。
サンタ・クルス島インディファティカブル島とも呼ばれる。諸島で二番目に大きな島。諸島内で一番人口が多い町、プエルト・アヨラがある。また、ダーウィン研究所もこの島にある。
サン・サルバトル島サンチャゴ島、ジェームズ島とも呼ばれる。人間と共に島に来た家畜によって、固有種が甚大な被害を受けた島。現在は無人島。
サン・クリストバル島チャタム島とも呼ばれる。ガラパゴス諸島の東端にある島。ガラパゴス諸島の行政中心都市プエルト・バリケソがある。本土と島を結ぶ空港がある。
フェルナンディナ島諸島の中では新しい島で、2009年にも噴火を起こしている。
フロアレナ島チャールズ島とも呼ばれる。捕鯨や航海の補給にちょうど良い場所にあった島。現在も人が住んでいる。
エスパニョラ島フッド島とも呼ばれる。植物がほとんど無い島だが、ガラパゴスアシカが多く生息している。
ダーウィン島カルペッパー島とも呼ばれる。チャールズ・ダーウィンにちなんで名づけられた島。諸島では一番北にある。
ウォルフ島ウェンマン島とも呼ばれる。死火山の島で、ダイビングスポットでもある。ただし、島への人間の立ち入りは禁じられている。
ピンタ島アビンドン島とも呼ばれる。ロンサム・ジョージと呼ばれたゾウガメがいた島。最近、イザベラ島でジョージの仲間と思われるゾウガメが発見された。
マルチェナ島フロレアナ・ミステリーと呼ばれる怪事件が起きた島。二人の遺体が見つかったが、捕食者がいなかったためか自然にミイラ化していたという。まだ真相は解明されていない。
ピンソン島ダンカン島とも呼ばれる。イザベラ島とサンタ・クルス島の間にある。ガラパゴス諸島のほぼ中心に位置する島。
ヘノベサ島タワー島とも呼ばれる。馬蹄形の島で、南部にダーウィン湾、中央に塩水湖のアルクトゥルス湖がある。名前はイタリアのジェノヴァに由来している。
バルトラ島サウス・シーモア島とも呼ばれる。平坦な地形で、サン・クリストバルに空港ができるまでは、ガラパゴス唯一の空港だった。
セイモア・ノルテ島ノース・シーモア島とも呼ばれる。バルトラ島の北にある島。地震による隆起でできた島で、ガラパゴスの鳥類の繁殖場所となっている。
サンタ・フェ島サンタ・クルス島とサン・クリストバル島の間にある島。
ラビダ島ジャーヴィス島とも呼ばれる。サン・サルバドル島の南にある島。持ち込まれたヤギを1971年に根絶した。
バルトロメ島サン・サルバトル島の東にある小島。ガラパゴスペンギンが多く見られる。
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