ハワイ諸島/Hawaii Islands
アメリカ
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観光地として日本でも有名な、太平洋中部付近に位置する火山とさんご礁からなる諸島。
ハワイという名称は、伝説ではポリネシアの西方にあるとされるポリネシア人の祖国ハワイキに由来するとされている。
有名なのは南西の8つの島々で、北西ハワイ諸島はミッドウェー環礁を除き、日本ではほとんど知られていない。
ジェームズ・クックが訪れた頃は、サンドウィッチ諸島と名づけられていた。
かつてはポリネシア系の王国がいくつかあったとされている。
ハワイ諸島の主な島々
ハワイ島ビッグアイランドとも呼ばれる。ハワイ諸島で最南端に位置する島。マウナ・ロアやキラウエアといった活火山が現在も活動を続け、島は溶岩によって大きくなりつつある。
マウイ島ハワイで二番目に大きな島。二つの島がつながってできたとされている。
カホオラウェ島マウイ島の南にある島。旱魃が起こりやすく、乾燥が激しく、農作物が生育しにくい島。一時期、アメリカ軍の演習場となっていた。現在は自然回復と保護活動がなされている。
ラナイ島マウイ島の西部にある島。かつてはパイナップル栽培が盛んだったため、パイナップルアイランドなどと呼ばれていた。島はそれほど観光地として開発されておらず、ハイキングなどが島の主な目玉になっている。
モロカイ島マウイ島の北西にある東西に細長い島。ハンセン病患者の療養所があって禁制の地だったが、現在では一般に開放されている。友情の島と呼ばれている。
オアフ島ハワイ諸島で三番目に大きな島。ハワイ州州都のホノルルがあり、島全体が世界的に有名な観光地となっている。
カウアイ島ハワイ諸島最北端にある島。シダの洞窟など自然の観光地として有名。庭園の島とも呼ばれる。
ニイハウ島カウアイ島の西にある個人所有の島。島を所有している一家と使用人、島の住人が住んでいる。島散策のツアーなどに申し込まないと、上陸が難しい。
カウラ島ニイハウ島の南西にある無人の小島。居住者が居た痕跡はないが、祭壇のような遺跡があるとされている。
ニホア島ニイハウ島の西にある無人の火山島。昔は居住者がいたとされているが、現在は海鳥が多く居る無人島となっている。
ネッカー島ニホア島の西にある無人の火山島。無人島だが、2000年ほど前には居住者が居たのではないかとされている。
フレンチフリゲート瀬ネッカー島の西にある三日月形のさんご礁で、砂州や尖礁からなる。
ディサピアリング島フレンチフリゲート瀬の南にある島。
ターン島フレンチフリゲート瀬の北部にある島。空港があり、研究者などが居住している。
ガードナー尖礁フレンチフリゲート瀬の北西にある岩礁。
マロ環礁ほとんど沈んでいる環礁。普通の環礁と異なり、車輪のスポークのように放射状に中心から外に伸びる珍しい形をしている。
レイサン島北西ハワイ諸島のほぼ真ん中に位置する島。天然の湖が中心部にあり、温泉も湧いている。密漁や戦争により、島の固有種が絶滅寸前となっている。
リシアンスキー島レイサン島の西にあるさんご礁の島。昔は多くの船が座礁する危険な地域だった。現在は自然保護区となっている。
パールアンドハーミーズ環礁座礁した二隻の捕鯨船から名前が取られた環礁。ミッドウェー環礁の南東にある。
ミッドウェー環礁北西ハワイ諸島でも西部にある環礁。いくつかの小島と環礁からなる。現在は自然保護の観点から、観光客は入ることができない。ミッドウェー環礁のみハワイ州に属していない。
キュア環礁ミッドウェー環礁の西にある環礁。研究員が駐在している以外は無人の島。
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