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セーヴェルナヤ・ゼムリャ諸島/Severnaya Zemlya


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 北極圏で永久氷の限界地域内にある無人の群島。ロシアのタイミル半島の北にある。名前は「北の土地」を意味する。
 先住民も定住者もおらず、20世紀になって初めて発見された。地球上で一番、最近発見された諸島となっている。
 1810年に土地があることが発見されていたが、島と認定されたのは1913年、諸島とわかったのは1932年のことだった。
 B・A・ビリキツキーが探検し、1930年から32年にG・A・ウシャコフ指揮の探検隊により精査され、命名そして地図に記載された。


セーヴェルナヤ・ゼムリャ諸島の主な島

オクチャブリスカヤ・レヴォリューツィヤ島
日本語に直すと十月革命島。諸島の真ん中にある島。ロシア革命の中で最も偉大とされる十月革命にちなんで名づけられた。

ボリシェヴィク島
諸島の南端にある島。極地観測基地があり、研究員が滞在している。

コムソモレツ島
諸島の北端にある島。この島の北端は、ロシア国内でも最も北に位置している。

ピネオール島
コムソモレツ島と十月革命島の間にある島。

シュミット島
コムソモレツ島の北西にある小島。

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