トリスタン・ダ・クーニャ諸島/Tristan da Cunha Group
イギリス
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南大西洋に浮かぶ火山島群。
主島のトリスタン・ダ・クーニャ島は、ギネスブックに認定された「世界で一番隔絶された有人島」となっている。
ただし、周囲に島があるトリスタン・ダ・クーニャ諸島と、周囲に島が無いイースター島と、どちらが世界一隔絶された有人島なのかは意見が分かれる。
元々人は住んでおらず、19世紀に入植が始まり、ナポレオン奪還を防ぐためにイギリスが領有を宣言した。
住民は駐留軍人や難破船乗組員の子孫が多く、ビクトリア時代の英語を話している。
トリスタン・ダ・クーニャ諸島で人が住んでいるのはトリスタン・ダ・クーニャ島のみ。ゴフ島には南アフリカの気象観測所員が6名ほど常駐している。
ゴフ島とインアクセシブル島は世界遺産となっている。
トリスタン・ダ・クーニャ諸島の主な島
トリスタン・ダ・クーニャ島人口300人ほどの火山島。1961年に火山活動が活発化し、全島避難をしている。その後1963年に島民のほとんどが帰還している。
インアクセシブル島諸島の西部に位置する、近寄りがたい島という意味の名を持つ島。ゴフ島と共に世界遺産となっている。
ナイティンゲール島トリスタン・ダ・クーニャ島の南にある島で、ミドル島、ストルテンホフ島と共にナイティンゲール諸島を形成している。海岸の地形が険しく、上陸は困難。
ミドル島ストルテンホフ島とナイティンゲール島の間にある小島。
ストルテンホフ島ナイティンゲール島の北西にある島。
ゴフ島諸島の中で一番南にあり、他の島との距離が400km近く離れた島。南アフリカの気象観測所がある。
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